学び育った宇和町で、婦人科を中心としたクリニックを開設することに致しました。
日本初の女性産科医といわれる楠本イネ（シーボルトの娘、通称おイネさん）が医学を学んだこの地において、愛媛県南予初の女性産婦人科開業医として、命を守り、命を育み、命をつなぐ役目を担い、これから皆様のお役にたてればと思っております。
婦人科疾患のすべての分野の診療と漢方薬を併用した緩和的診療も行います。産科としては、出産そのものに立ち会うことはできませんが、妊婦健診や助産師による個別の保健指導を通して、母子ともに健康で満足のいく出産に繋げること、産後は母乳外来や産後訪問ケアを実施し、それぞれの母子とその家族のもつ自然の生命力を信じ、自分らしく子育てできるようサポートさせていただきます。
私たちスタッフ全員で、患者様一人一人に寄り添えるワンチームとして、医療・ケアを提供してまいります。当院は、女性のためのクリニックではありますが、女性を支えているあらゆる性（かた）に敬意を表し、皆様がより健康的な生活を送られますよう診療に努めてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。